仕事が好きで好きで1年中休みなく 働いていた父でした。そんな父の数少ない作品ですが 皆様にご覧いただけたらばと思いこのホームページを制作いたしました。元来 職人というものはお店(おたな)あってのものでその存在は表に出てくるものではなく、仕事をしても名前が残るようなことはありませんでした。 世の中の流れが変わって 今やIT革命とやらが職人の世界にまで押し寄せてきています。そんな波にのってのホームページです。
制作 塩澤政子 
これは昭和34年に 地元の魚河岸から川崎大師に奉納された山門の提灯の底です。龍を打ち出しています。
寸法は4尺8寸(約1m50p) 畳2枚くらいの大きさがありました。厚さ3mmの銅版で打ち出しています。
制作日数約1ケ月、打ち出しの高さは4寸5分(約14cm) もあります。一枚の銅版の板から鏨(たがね)を使って、
何度もなましながら作り上げます。龍の打ち出しは父のもっとも得意な作品のひとつです。
現在の川崎大師に飾られている提灯は 残念ながら塩澤幹の創ったものではありません。
昭和52年10月に寄進されたものです。今は、川崎大師のどこかの建物に保管されているとの事です。